イブの出産、アダムの誕生―お産を愛する人たちが語るもうひとつの出産
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お産は自然的な営みのはずなのに、実際にはすでにお産は「医療的な営み」になってしまっている、と疑問を投げかける人々、また実際に「自然な営みとしての出産」を実践された人々の様子を取材し、お産の新たな現代史を描き出そうと試みた本です。
第1章では、水中出産にスポットを当てています。「赤ちゃんを水の環境の中で迎えると(女性は)すっかり抑制が取れて、しばしば強烈な感情が沸き起こってくる。本能の開放、感情の開放──これこそが問題の核心である」と、自身の“お産の哲学”を述べるオダン氏へのインタビューを中心に、その話題はイルカとのコミュニケーションに及びます。
第4章では、お産とスピリチュアルな領域の関係について、シャーマニズムやアイヌの精神に触れつつ、お産のあり方を見つめます。そして本書は、お産はいのちの原点であることを再確認して行きますが、本書を通して読むことで、リアリティと説得力をもってそのことが読者に迫ってきます。