あたたかいお産―助産婦一代記
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本書は、自然分娩の大切さを伝え、助産院の灯を消さないでほしいという人々の願いを受け、つくられたものです。本書執筆当時、開業52年目の助産婦、野本寿美子さんのこれまでの人生を綴ったもので、子守り上手だった子供時代から、助産婦になろうと決意したときのこと、産婆の学校への進学、戦中の産科医療のことなど、「いのちの始まりの場」に長年立ち会ってきた野本さんだからこその、言葉の温かさと深さにあふれています。
第5章では、野本さんのお産のスタイルが「早く産ませる」から「自然に産まれるまで待つ」に変わっていく状況が綴られており、経験に裏付けられた「いのちへの理解」を垣間見ることが出来、大変興味深いです。