フランス流 乳ガンとつきあう法
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乳がんにかかってしまった著者は、その治療を移住先のフランスで受けました。本書は、フランスでの生活、治療、手術まつわる諸々の出来事をつづりながら、乳がん治療の根底に流れるものを見つめ、フランス医療の背景を探ります。
日本の乳がん治療とフランスのそれとの違いを通じ、著者はフランス医療の背景に流れるものを探っていきます。そしてそれはフランス文化そのものへの眼差しにも通じて行きます。人工乳房の話や、フランス女性解放運動が華やかなりし時の男女の様子など、さらには長井豪のアニメ鑑賞会での話まで、何かを乗り越えた人だからこその、軽快な文体からつむぎ出される“フランスの医療と文化”に引き込まれます。