新版・生殖医療のすべて
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本書の前半では、生命誕生の仕組みから、不妊症の概要とその相談・診断・治療について、さらに凍結卵の利用や顕微受精を含めた体外受精についてまで、不妊治療に関する内容がフォローされています。続いての章では、環境ホルモンが生殖に及ぼす影響について触れられており、ビスフェノールAやダイオキシンの人体への影響についてなど、やや専門的な内容になっています。
話題はさらに、子宮内膜症と不妊のことに及び、ここでもダイオキシンの影響について触れられています。その後、話題は出生前診断と着床前診断に移り、その必要意義を確認した後、出生前診断のアプローチとして「羊水穿刺」「絨毛採取」「さい帯血採取」「母体の血液中の性化学検査」などが紹介されています。
最後の章では、「生殖医療のこれから」ということで、クローンやピル、排卵誘発剤がもたらす多胎妊娠の危険性の話題が登場します。本書は総じてやや専門的であり、学問的理解に役立つタイプの本と言えるでしょう。