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なぜ婦人科にかかりにくいの?―利用者からの解決アドバイス集

婦人科の医師によって書かれた本には、患者に対する医師の思いやりの気持ちや、患者が感じているであろう不安や恥じらいへのケアの精神が込められています。それ自体は大変素晴らしいことです。しかし、いくら気を遣ってもらっても、医師側は気にしていないと言われても、不安だったり恥ずかしいのは個々の(初診の)患者です。本書は、そんな現状を踏まえて「患者からの声がぜひ必要」という思いからかかれたものです。

本書では28項目のQ&Aを通じて、婦人科にかかろうとする女性へ具体的なアドバイスや、メンタル面でのフォローを行っています。事前に「問診表の中に答えたくない項目(性交渉の有無や回数など)があれば、そこは空白にしておいていい」と知っているだけで、初診の緊張感の一部は解消されるという女性も多いのではないでしょうか。

本書には、著者らによる体験談が掲載されており、婦人科での思いや医師の様子といった生の声がたくさん聞けます。これらには的を射たものが多く、本書を診察側の人たちにも読んでもらいたいと思わせられます。

ただ、注意して読んでおきたい点は、内診を受ける必要性についての項目です。ピルの処方をはじめ、確かに内診の必要性の低いケースはありますが、本来見つけられるはずの問題を見逃してしまうリスクを踏まえ、これこそ「インフォームドコンセント」を徹底して、個々に判断してもらいたいと思います。

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