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日本で不妊治療を受けるということ

本書は、不妊治療を受けた著者自身の体験を、その心の軌跡と共に綴った本です。しかし本書が特徴的なのは、単なる体験談にとどまらず、治療後は医師への取材をはじめとする精力的な活動を行い、社会制度面から患者環境を改善できないかということを考え、不妊を通して様々な考察をされている点にあります。

著者が、「不妊治療にはカウンセリングが必須と思われながらも実際はそれとは程遠い」ということを問題視しているのは、著者の体験を思えば納得させられます。

「この本を単なる不妊治療のノウハウ本にしたくない」という著者の言葉通り、本書は前後半それぞれに特徴を持った問題提起の書になっています。不妊の不安を持っている人、治療を受けている人にとって本書は、しっかりと考え行動を選択して行くためのヒントを得られるのではないでしょうか。

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1 不妊治療の日々(働きながら、病院に通う/仕事を辞めました/なぜか涙がでます/体外受精の実際/事実婚の場合)

2 患者にピリオドを打って(知らされた上での選択/初めて医師から聞けたこと/医師だけが知っているルール/不妊が見せてくれた日本/「心のケア」のこれから)